フェイシャルナチュリアの問谷恵美です。
お肌のお手入れはしっかりとされていますか?
年齢を重ねると普段のスキンケアの重要さは格段に上がることは実感されてる方が多いのではないでしょうか?
特に肌年齢に影響が出やすいのが紫外線です。
紫外線対策の重要性は誰でも知っていると思いますが「北海道だから紫外線ってそんなに強くないでしょ?」
そんな考えの方もいるかもしれませんね。
今回は気象庁が全国の主要都市の紫外線の強さを数値化し公開していますのでお伝えしますね。
札幌の年間紫外線量は?
美肌作りの大敵とも言える紫外線。
紫外線ケアが大事なのは知ってても札幌の紫外線ってどれくらい強いのか気になる所ですよね?
気象庁では全国主要都市の月別の紫外線量を公開していますので見てみましょう。
参考:気象庁
※衛星による上空のオゾン量や気象台・アメダスで観測された日照時間などのデータ(1時間積算値)を用いて、 解析しています。
気温が高くなる7月8月は紫外線対策をするのは当然だとしても春先の5月あたりから紫外線量は5.0を超えてくる都市が多いのがグラフでも分かってきます。
札幌の紫外線量は5月の春先から秋まで仙台とほとんど大差はありません。
沖縄は別格としても春先から紫外線対策が重要なことが分かり気温イコール紫外線が強いとは言えず日差しに強さを感じない4月5月からしっかりと日焼け対策をすることが大切ですね
紫外線は3種類、肌に影響するのは2種類
太陽から発せられる紫外線には3種類がありますが全てが直接地表に降り注ぐことはなくオゾン層によって1種類は地表には届きません
UVC
成層圏および上空のオゾン層と酸素分子によって全て吸収され地表に届くことはなく肌には影響のない紫外線です
UVA(しわ、たるみの原因)
太陽から届く紫外線の約9割を占め肌に蓄積的なダメージを与えます。
肌の奥の真皮にまで侵入し肌のハリや弾力を失わせて光老化の原因を引き起こします。
肌にすでに出来ているメラニンにも働きかけ肌を黒くさせる作用もありシワ、たるみの原因になります
UVB(シミやそばかすの原因)
UVBは地表に届く紫外線の約1割と少ないですが肌への影響が強く短時間でも肌が赤くなる炎症(サンバーン)や肌が黒くなる色素沈着(サンタン)を引き起こす作用があります。
波長が短いUVBは肌表面の表皮細胞やDNAなどにダメージを与えシミやそばかすの原因になります
天候による紫外線量の変化
参考:気象庁(雲と紫外線)
では天気によって紫外線の量はどれくらい変わってくるのでしょうか?
雲りの日は紫外線も少ないというイメージがあるかもしれませんが気象庁が数値化したグラフを公開しています。
雲の量が増えるにしたがって紫外線量が少なくなっていることが分かり薄曇りの場合は快晴時の約8~9割のUVインデックスとなり雨の場合は20%台にまで減少します。
逆に曇っていても快晴の6割近くの紫外線量がありますので注意が必要ですね。
気象庁では雲の状態によっては雲が比較的多くても日差しを受ければ快晴の場合よりも大きいUVインデックスになることもあるとホームページでは注意を促しています。
つまり紫外線量が増えだす春先から雨の日以外はしっかりと紫外線対策が必要になるということです!
冬でも侮れない紫外線量
参考:KOSE変動する紫外線
では季節によって紫外線対策で注意する点は何になるでしょうか?
紫外線は夏場に強く冬には弱まります。
これは紫外線が大気層(オゾン層)を通過する距離と関係があり日本であれば夏至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が短いために紫外線が弱まらず地表に降り注ぎます。
逆に冬至の頃は斜めから日差しが地表にかかりますので長い距離を紫外線は大気層を通過することにより紫外線量が弱まります。ただ注意が必要なのがシワやたるみの原因になるUVAです。
UVBは夏と比較すると約五分の一にまで減少しますがUVAは二分の一程度までしか減少しません。
冬場は夏よりも紫外線量が減るのは間違いありませんが何もしなくてもOKという訳ではないということですね。
北海道も季節問わず紫外線対策は必要!
紫外線対策は美容には重要なのは誰もが知っている事ですが、このように紫外線量の数字を見ると札幌や北海道全体でも紫外線対策の必要性が分かりますよね。
特にしみや肌のたるみなどの年齢肌の原因であるUVAは季節問わず降り注いでいますので光老化対策をしっかりとおこなっていきましょう。
もし日焼けしてしまったり年齢肌にお悩みの場合はしっかりとケアさせて頂きますのでどうぞご相談ください♪